HKT48 個人的な紹介4 [アイドル]

【田中菜津美】
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TANAKA NATSUMI 2000年生まれ A型
HKTが誇るMCモンスター、通称、なつみかん です。

MC担当、というとわかりにくい感じがします。
言ってしまえば〝楽しいおしゃべり担当〟でしょうか。
ここで重要なのは〝楽しい〟ことで、
おしゃべりが好きな娘だとか、
カンペや台本通りの進行ができる娘のことではありません。

……アイドルにおけるMCについては、下記に私見を載せます。

実は彼女、中学三年生で身長が170センチに達します。
わたしは、現在バラエティで活躍中のシェリーとか、
ダレノガレさんとか、そういう、キレイでモデルもやるけど、
ガンガン攻めトークできます、という方向にいけると思っています。
カオなんて、化粧でどうとでもなりますけど、
上背の高さ、しかも170に達するまでの高さは、
ヒールでごまかす以外どうすることもできない宝だと思います。

ニコニコ笑って可愛い娘を演ずるのが苦手だと、
自分でも自覚している彼女。
身長を生かしたビジュアル系バラドルになればいいと思うよヾ(´∀`)ノ

【田中美久】
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TANAKA MIKU 2001年生まれ B型
HKTの現時点でのロリコンキラー枠エースの一人、
みくりん です。

あざとさや、負けん気、圧倒的なビジュアルオーラなど、
個人的にはNMB48のみるきーこと渡辺美優紀を彷彿とさせられます。
大人びた雰囲気とロリータ特有の妖気をまといつつ、
まだ無邪気で無垢な面も見せてくれます。
セットで売り出された同年、同期の矢吹奈子の本店兼任が決まり、
猛烈な焦りを覚えているようですが、
まだまだ、全然、ちっとも距離は離されてないと私は思います。
可愛い娘、これからビジュアルを担っていく娘、
とにかく負けない娘が好きな人にオススメです。

【松岡菜摘】
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MATSUOKA NATSUMI 1996年生まれ A型
好きだ…なつ……。
HKTが誇るビジュアルエースの一人、なっちゃん、あるいは なつ です。

一途で強靱で義理堅いキャプテン肌だと思っていたら、
チームHの副キャプテンになりました。
A型らしく神経質な彼女、
気分屋だと言われていますが、個人的には神経質な人はそのくらいでいいと思います。
気分を表に出さないでいると、ビョーキになるのがデリケートタイプです。

実は私がHKTで彼女のことを一推しお気に入りになったのは、
指原に助けられたことを、いつまでもいつまでも、いつまでも!
律儀に覚えていて、ことあるごとにそのエピソードを口にし、
涙をこぼす、そのけなげな美しさに打たれてのことでした。
嫌われることも厭わず、言うべきこと、やるべきことを優先するあまり、
激高して鼻血を出して泣くこともある彼女。
好きだ…なつ……。

ビジュアルはクセがあり、和風な佇まいではないですね。
どこか情熱的な空気感のある容貌だと思います。
アイドルは見た目の好き嫌いが激しく指摘される職業ですが、
彼女も嫌う人からは『どこがいいのかわからない』と言われやすいです。
私も、指原エピソードで注目するまでは、
華のある森保まどかに目を奪われがちでした。
クールそうに見えるのにド熱い性格なのも、
ビジュアルで近づいてきたファンをガッチリ掴んでおけない理由でしょう。

しかしその甘ったるい舌足らずな声は、好きになったら離れられない魅力を持っています。
私はオンナノコの声が好きですが、
AKBグループ全体でも(姫は別格として)なつの声が一番好きです。
ちなみに、前田敦子が在籍していた頃は、
前田の声が一番好きでした。

ビジュアルも内面も、ちょっぴりクセの強い彼女ですが、
だからこそ個性が際立っております。
総選挙の近い今こそ、彼女に目をかけてみてくれませんか?


以下、MCについて、アイドル好きはお暇な時にどうぞ……


昔、峯岸みなみがお調子に乗っていた頃、
AKBではおしゃべりのできるメンバーを
〝バラエティ班〟と呼び称しました。
本人も『わたしバラエティ班ですから~』と自嘲コメントして笑いを取る、
という形式がありましたし、
番組では『バラエティには定評のある峯岸』と紹介されていました。
この時、絶対的センター前田敦子は、
どんな番組に出てもほとんど喋りませんでした。
(名指しで質問されて、二言三言、答える程度。
しかも、凄いことに「もっと喋って」という空気感になっても、
特に言うことがなかったら絶対に喋らなかった(笑))
また、歌番組に呼ばれても、
後ろの席に座ったメンバーが挙手して喋ったり、
手を叩いて笑う、などといった能動的な動きをすることはありませんでした。

その後もビジュアルメン、歌唱メン、ロリメンなど、
特技に特化したメンバーをそのように分類していたのですが、
あるとき有吉先生がこれを批判し、
……大まかに言うと、バラエティ舐めんな、的な……
かつ、土田先生などのご指導もあり、
主に指原を中心に、バラエティ、MCなどは、
小馬鹿にしてはイケナイジャンルである、
むしろ職人的な技術を必要とする難しいポジションである、
という認識が固まりました。
少なからず、メンバーがバラエティを軽んじていた時期が確実にあったわけですね。

実はこの空白期間のせいで、
AKBには〝楽しいおしゃべりの出来るメンバー〟がいなくなってしまいました。
というか、いるんだけど、必要とされなかったので、出なくなった、と言いましょうか。
対外的には高橋みなみが率先して喋り、
知名度の高い篠田麻里子がツッコミ、小嶋陽菜がトボけたことを言っていれば、
それでマスコミ対策は済んでいたからです。
たとえば、私個人は、みゃおこと宮崎美穂のしゃべりセンスは群を抜いていたと思うのですが、
運営はもちろん育成しませんでしたし、
残念なことに、ありがたがられもしていませんでした。
数年もの空白期間が開いたせいか、宮崎の能力は大成しませんでした。

おしゃべりができても必要とはされないので、
(メディア選抜に選ばれない、つまりテレビに出られない)
本店(AKB)もSKE、NMBといった支店も、この能力に重きを置きませんでした。
当然、そういう能力に秀でた娘は入ってきませんし、
入っても必要とされないので、職務として磨かれませんでした。

指原はHKTに移籍し、
まず自分以外に〝楽しいおしゃべりのできるメンバー〟をピックアップしました。
これは意図的だったと思われます。
彼女は自分の醜聞をHKTの知名度アップに利用するためには、
これをいじる強心臓の持ち主が必要と考えたのだと思います。
村重杏奈とのコンビはしばらくの間、最強でした。
しかし村重には根本的な問題がありました。
打たれ弱かったのです。
メンタルが弱くては、バラエティで生き残れません。
こうしてメンタル最強、一期最年少、MCモンスター田中菜津美が登場し、
モノマネ、一発ギャグなど、
アイドルとしてはありえないようなR-1グランプリ挑戦も果たした
中西智代梨にもスポットが当たるようになりました。

HKTはAKBグループの他の方針とはちょっと違う、
ということが密やかな話題となり、
また、中西は自身が居場所を見つけてもらえたことで、
親友、谷真理佳をグループに誘います。

HKT48はAKBグループにおいて特殊な進化を遂げていきました。
MCが面白い、セットリストがありきたりじゃない、という二極の魅力です。
この功労は、ひいき目を抜きにしても、
バラエティ、MCを軽んじなかった指原にあると思われます。
彼女は自分の知名度で得たHKTの冠番組で、
メンバーにまんべんなく喋る機会を与え、
かつ、喋れないメンバーには別の特化したキャラ付けの重要性を説きました。
彼女が自由に采配を振るえるように、
支配人が尾崎充氏に代わったことも、
HKTを大きく飛躍させた要因になりました。
尾崎氏は指原のような現場の、いわばプレイング・マネージャー視点を尊重しつつ、
大人が必要とされる場面では、メンバーたちを陰に日向に守り続けています。
また、よそのグループと張り合うことや、
グループ内での派閥強化に走ることはなく、
(そういう面があったとしても、対外的に見せることはなく)
あくまでもHKT48をアピールし、宣伝することに重きを置いてくれています。

指原が何かやるたびに、ネットニュースで取り上げられ、
HKTが変わったことをするたびにまとめサイトが取り上げる、
この風潮が当たり前になったあたりから、
本店、よその支店も、MCを慌てて強化していくことになります。

ちなみに、本店には大家志津香というモンスターがいるのですが、
彼女も独自の進化を遂げており、
指原のようにうまいことAKBに恩恵を分けられませんでした。
グループに恩恵を与えられなかった、
という意味では、菊地亜美、嗣永桃子もこれに当たりますね。
大家が花開いたのは、くりぃむしちゅーというバラエティの猛者がいてくれたからで、
このことは有吉先生の言葉を裏付けることにもなっていると思います。
いじる側が巧い職人でいてくれると、
面白さを内包したキャラクターが光る例です。
……つくづく姫は異質だなぁ……

結果的に、本店はMCの育成に間に合わず、
それどころか、あらゆる特化アイドルの育成を放棄し、
支店で育成された精鋭を引き抜く、という豪腕を振るうようになりました。
前記した中西は本店に、谷はSKEに完全移籍し、
HKTはバラエティで活躍してきた双璧を失いました。
このとき、NMBからも、バラエティで名を馳せる小笠原茉由が本店に取られています。
前年のNMB小谷里歩の兼任では、強化が半端だったからだと思われます。
前述したように、いじられるよりは、
いじる側の能力がMCには必須かと思われます。
その点で小谷はいじられる側でした。

わたしは本店でMCが作れないことはない、と思っています。
なぜなら、中西、谷を失い、
ふみはる砲によって村重が斃された後も、
指原はめげることなく〝喋らせると面白いメンバー〟の育成を続け、
今や今回紹介した田中菜津美はもちろん、
田中と凸凹コンビネーションができる秋吉優花を
『恋するフォーチュンクッキー』の〝おにぎり〟の部分に引っかけることで
フャーチャーし、見事に前に押し出すことに成功しているからです。
ビジュアルイメージが先行してクールビューティー枠にされがちな松岡も、
興奮して鼻血を出すキャラとして前に出しています。
松岡はチームHの公演MCの一人として、
立派に〝喋れること〟をアピールしています。
初期はポンコツと呼ばれ、なにを訊かれても泣きそうだった穴井も、
グループとして肝心なシーンでキャプテンとして推されることで、
今は責任感をもって発言できるようになっています。

エースについて私見を述べたときもそうですが、
喋ることを学ぶのも、機会を与えられることが重要だと思います。
もちろん最初からアドリブで喋れる人間もいますが、
(私は友達の結婚式で原稿なしで笑いと泣きを持ってこられるスピーチができる、
という、ちょっとしか役に立たない特技があります)
基本的には喋る機会をもらい、失敗や成功を積み重ねることが必須です。

本店は失敗を怖れ、グループでの権力維持に躍起になる余り、
メンバーの育成をおろそかにしてきました。
このブログを読む大半の方が、AKB48以外のグループの違いはわからないと思います。
それどころか、今やAKB48のメンバーが誰なのかも、
よくわからないのが実状ではないでしょう。
AKB48がどれほど迷走しようと、
グループ全体にとっては
確固たる地盤を持っていて欲しい場所であることに変わりません。
今のところ、中西、小笠原を強引に引き抜いて強化した本店のMCが、
正しく機能しているとは思えません。
また、本店のメンバーは特に、
〝楽しいおしゃべり〟が大事、とは考えていないようです。
なぜなら指原がそうだったように、
どの娘も基本は、前田敦子のように、
喋らなくてもオーラが認められるアイドルになりたいからです。
何度も何度も、『前田敦子には誰もなれない』と言ってるのに。・゜゜(ノД`)
グループをアピールし、グループを正確に紹介できるからこそ前に出る、
そういうメンバーが本店から現れてくれることを願うばかりです。

……わたしは本店では川栄李奈に期待していたのですが、
川栄は卒業が決定してしまいました。
また、西野未姫にも期待しているのですが、
彼女もこのままでは〝いじられ役〟で終わりそうです。
いい加減、せめてAKBの冠番組内では、
未姫ちゃんを別の角度からフューチャーすべきでしょう _/>O
ゲテモノ食わせてギャーのパターン以外ないと、早々に年齢が危うくなってしまいそうです。
また、若手に〝お利口さん〟発言ばかりさせるのも、
本店の特徴になりつつあります。
支配人が代わるので、それでどうにかなってくれたらよいのですが…。


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