忘れないうちに思い出したので書いておく「ディアトロフ・インシデント」の感想 [映画]

     
「ディアトロフ・インシデント」
後半まではややこしい感じの「ブレアウィッチ・プロジェクト」系で、
〝本当にあったロシアのディアトロフ峠の遭難〟を題材に、
大学生があーでもない、こーでもないと、右往左往します。
最近とんと名前を聞かなくなっていたレニー・ハーリン監督作品。

わたしは「ブレアウィッチ」系はキライなので、
出だしとか、うーん(-_-;) と、観るのやめちゃおうかなぁ、
って感じだったんですが…。
思わせぶりな登場人物の、思わせぶりな発言があって、
とりあえずオチが観たくなり、
続けて視聴していると、半分くらいから、
なんだかまたややこしい新事実が出てきたりして…。
「ブレアウィッチ」系というより、「Xファイル」系なムードが漂い始めたな、
と、思っていたら、謎の扉から謎の施設に入っていくと、
「ディセント」を彷彿とさせられる急展開に…。

決して面白い話ではないし、オススメできるようなクオリティでもないんですが、
別に悪くない感じ…という、なんだか紹介が曖昧になってしまうこの作品。
元々の〝ディアトロフ峠〟での遭難にまつわる謎の方が、
実はなんだかとってもゾクゾクするし、雪山が人間にもたらす影響って、
深海と同じくらい謎めいてるかも、と思わせられるのです。

都市伝説っぽい雰囲気や、
とんでも展開を『つまらん』と投げない根性がある人には、
ちょっとしたヒマ潰しにオススメです。
100分ですし。
ただし「ハッピーエンドではない」←ネタバレ反転
ので、その点で、いたずらに鬱になりませんように。



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