カテゴリーに『ハンニバル』を追加した本気(・д・) [ハンニバル]

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毎日この人たちのことを考えているので、
ブログの〝マイ・カテゴリー〟ってとこに『ハンニバル』を足しました。

以下、
普通にネタバレ有りのゴニョゴニョが続くので、
興味がある方だけ お読みください。

注意
・筆者はシーズン3をネタバレサイトのあらすじでしか知りません。
・原作は発売当時、『レッド・ドラゴン』『羊たちの沈黙』『ハンニバル』読破済。
・映画は『レッド・ドラゴン』(新・旧)『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『ハンニバル・ライジング』視聴済。
ただし『ハンニバル』は三分の一くらい寝てました。

シーズン3を購入しよう、
と決めたので、改めて1と2をhuluにて視聴。
退会する理由、として、
吹き替え版と映画の少なさをあげた三年前からすると、
huluさんのがんばりは素晴らしい。(エラソーな物言いをしてみる)
dテレビの月会費が500円でなかったらhulu一本にしてるとこです。

1を改めて観ると、
レンタルでちょっとずつ観ていた時より、
観念的な部分がきっちりと理解できました。
ドラマとしてはやっぱりサイコサスペンス色を強くして欲しいけれど、
この作品はもうこれでいいです(笑)

前にも書きましたが、
ウィルの立ち位置が、クラリスの役回りを兼任しているので、
内容としては博士との逃避行へ向けたロマンス展開になってるんですね。
とりあえず〝友情〟という表現にはなっていますが、
誰が見ても異常な(仮に男女だったとしても)愛憎劇です。

女性の魂が描かれていない、
と書いたと思うんですが、
その印象は弱まったものの、
やっぱり主要な女性キャラの役割は、
要するに博士とウィルを強く結びつける為のパーツに過ぎず、
やっぱりマーゴ以外の存在価値は希薄ですね~

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〈アビゲイル〉
かなり初期の段階で彼女の秘密は暴かれ、
博士とウィルの疑似娘というポジション以外には価値がないので、
ドラマ内ではいつの間にか消え、
シーズン2のラストまで、名前だけが象徴的存在として一人歩きしていました。
この娘の存在によって、博士がウィルの罪悪感につけこめたり、
ウィルが博士の遠い過去に踏み込めたりしました。
でも彼女自身の物語は必要最低限しか描かれなかったし、
もし描いたとしても、意味のあるものになったとも思えません。

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〈アラーナ〉
ヒロインポジションで登場し、
ウィルにナンパされ、キスし、博士と恋人になっても、
シーズン2のラストまで空気と化していた女性(-_-;)
この人とスカリーさんことベデリアさんは、ほぼまったく設定が同じ。

・ウィルと知り合う前からの博士の知り合い。
・博士と寝て、博士を理解した気分になった。
・ウィルにとってのグッドイメージだったはずが、
 途中から完璧なバッドイメージになる。
(博士を介在したことによる)

アラーナさんは2のラストで博士に裏切られたことにより、
3でものごっつ強靱になってカムバックするらしい(・д・)
つーかもう、裏切るとかなんとかいう前に、
この人、自分が〝愛されてる〟って思ったなら、
それはもうよっぽどよっぽどじゃんなぁ?
だって普通に博士とウィルって変じゃん(笑)
別にイヤらしい意味でなく、愛するにしても憎むにしても、
博士の気持ちが波立ったりするのをちゃんと知らないじゃろ?
って…。
博士が波立つのって、ウィルのことでだけだったじゃん…。
アラーナ(ベデリア)が心配で~とか、
アラーナ(ベデリア)がいなくて寂しくて~とか、
そんなんちぃともなかったよね。

でもホント、ゴメンナサイm(__)m
個人的には男同士の異常な関係のせいで、
カンの鈍い女性がないがしろにされているお話は死ぬほど好物です。
アラーナは完璧に空気として、空気にされたことを恨むところまで行くようです。
3では、博士に、
「わたしはあなたを理解していた?」
と尋ねて、ノーと言われるそうです。
ワールドワイドな腐女子のニヤニヤが止まらないはずですよね。

彼女もまた、彼女自身の物語はなく、
愛し合っていると信じていた博士から、
ウィルのように博士の内側から発した言葉を聞くこともなかったですね(T-T)
アラーナのまっとうな感覚からすれば、
ウィルに猟奇殺人犯として疑われている博士は、
ウィルを憎み、嫌って当然なはずなのに、
「離れたい」とか言いながら、結果的には一ミリも離れないという、ね(´д`)
それどころか博士ってばウィルにないがしろにされて気が気でなくなる、
という……これ、ロマンスの駆け引きでなくてナニ?
アラーナさんは博士とセックスしてから博士にメロメロになってたので、
殺人事件とか忘れて遠い異国に二人で旅行にでも行きたかったでしょうね。
博士も2のラストでアラーナをそういう気分にさせてやった、
と言ってましたし。

ヒロインポジで登場した女性のこの扱われ方(笑)
3での意趣返しが愉しみです。

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〈フレディ〉
原作では野心的な男性のゴシップ記者でしたが、
女性にすることでかなり愛嬌のあるキャラになっていました。
ただやっぱりその扱われ方は狂言回しにすぎないので、
存在感の割には重要性は底辺のキャラでしたね~。
そういう意味では原作の方がウィルに憎悪されていたし、
重要な意味もあったと思います。
わたしの見たあらすじの中には出てこなかったんですが、
3ではどの程度出演するんでしょう?
見た目といい、唯一病的な雰囲気もないキャラなので、
マスコットみたいなキャラだったと思います。

あ、それに、博士とウィルのと、
殺人夫妻、っていうタイトルでゴシップ記事にしたりするらしいので、
ワールドワイドな腐女子の味方とも言えますね。

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〈ミリアム〉
唐突に登場してきたので、「誰だっけ???」と、わたしが検索かけまくった女性。
権利関係で出せなかったとかいうクラリスの代用キャラと思われます。
ただしクロフォードに呼び出されたシーンとかだけがそれっぽくて、
あとはクラリスのクの字もない扱われ方でしたね(^_^;)

他の女性がウィルと博士の関係の駆け引きに使われていたように、
彼女は博士とクロフォードの関係を悪化させるためのキーにすぎませんでしたね。
彼女は完全に博士の管理下にあったので、
自分で逃亡するとか、知恵を駆使して助けを呼ぶ、
などといった行動には出られませんでした(/_;)
なので、
さらわれる→行方不明→空気→再登場→気が済んで退場
という、クロフォードと博士の関係におけるアビゲイルのような存在として終了しました。

……今夜はここまでにしておきます。


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