持っていないPS4を褒める [ゲーム]


昔から好きだったゲームに「トゥーム・レイダー」というのがありまして。
カクカクのポリゴンで、カトカトと動く謎解きアクションでした。
「インディ・ジョーンズ」などが大好きな人にはたまらない演出がバリバリで、
まだアンジェリーナ・ジョリーさんが実写版を演ずるなど、
種も芽吹いていなかった頃のお話です。

いわゆる死にゲーではありました。
謎めいた水場に潜っては、上下がわからず死ぬ。
奥にあるナニを取りたくて走っていけば炎に包まれて死ぬ。
体操選手ばりの技を駆使しているうち、
地上ははるか遠くになっていて、ちょっとボタンを押すタイミングがズレたら落下死。
何度ララさん(最初はレイラさん、という訳だった)の悲鳴を聞いたことか。
毎日、高坂先生とお互いの進み具合について相談したものです(*´ -`)

しかし理不尽ゲームではなかったので、
頭から湯気が出る程悩めば、足場があったり、
抜け道があったり、登れる箇所があったりと、
達成したときの爽快感もハンパないゲームでした。
特に狭苦しかったり、困難な謎のルートを辿っていき、
フッと広場に出て周りを見渡したら、
暗がりに怪しく浮かび上がる地下のスフィンクス!
などを発見した時の快感ときたら…。
ポリゴンの画像は今見たら若者に失笑されるレベルでしょうけど、
そこに至る道のりの困難は、プライスレスだったのですよ(*´ -`)

しかしながら、
初期作品から紆余曲折、
トゥーム・レイダーもゲームの主流からは外れられず、
なんとなーく操作感が変わっていき、
派手なドンパチの演出ばかりが目立つようになっていき、
好みの左右されるQTE(ムービー中などに突然ボタン操作を要求される。
たいていの場合、間違えると即死)が取り入れられるようになると、
もはや心臓の弱い(比喩でなく)私にはプレイできるゲームではなくなっていきました。

昨年PS3で最新作の「トゥーム・レイダー」が出た時、
退院した直後ということもあって様子見ができました。
古いファンほど拒否感を示し、
高評価の人は「アンチャーテッド」という別ゲームのファンだったり、
これがシリーズ初体験の人だったりと、
安くなってから、もしくは実況動画で確認してからでいいかもしれない、
と、思わされました。

PS4発売と同時に、PS4版が出るとなって、
そろそろPS3版は安価になるかな?
と、つらつら調べるにあたって、
実況動画などを確認。

いや、ビックリした!
先にPS4版の序盤を見て、「なるほど、美しいな」と思い、
PS3版の序盤を試しに見て、その落差に驚いた。

     

上のYouTubeは、実況動画を見る前から見ていて、
でも「ふーん、まー、キレイだけど、思ったほどじゃないな」
なんて感じていたんですが、
実況でプレイ動画を見たら、恐ろしいまでに違ってて、驚いた。

PS4は四万円越えてますし、ソフトと同時購入したら五万近くになってしまう。
今の私にはとても手の出るハードじゃありませんし、
実はそれほど欲しいわけでもない。
(PS3でも充分すばらしい娯楽をもらってるから)
でも、日本のゲーム機に翳りが見えている今、
PS4を褒めずにいらりょーか・゚・(ノД`)
買おうよ、って推進してるわけじゃなくて、
このゲーム機、やっぱり凄いよ!って言いたかったんです。
何十年も、ゲームで遊んできたから、嬉しくて。


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