「ミレニアム2,3」と「ナイト・アンド・デイ」 [映画]

また口の端っこが乾いてイタガユ状態です。
馬油の出番だ。
ちなみに、わたしバーユと読んでいたんですが、
(母がそう言っていたんだものっ)
瓶をよく見たらマーユ、ってフリガナが……_/>O
でもテレビなどでもバーユってよく聞くから、
地方などによっては呼び方が変わるんですかね。

「ミレニアム2,3」「ナイト・アンド・デイ」
ネタバレあるのでたたみます。

     

「ミレニアム2,3」
なんか両方サブタイトルありましたが、まーいーよね。
どっちも同じ感想です。
原作は未読。
1がすごく面白かったので、あの感じを期待するとガックシとくる続編です。
「羊たちの沈黙」もそうでしたが、
最初からヒロイン押しの作品はともかくとして、
別のネタで引っ張っておきながら、途中からヒロイン押しをしてくると、
あまりいい結果にはならないような気がします。

「羊たちの沈黙」は、レクターが認知されてから、
いきなり老人の若い女性との逃避行妄想ものになるのでポカ~ンでしたね…。
映画版では、この原作の××さはマズイと、エンディング変更してましたが。
ちなみに原作者様のこの続編原作は、最初から映画化が決定して書いていたものなので、
ジョディとラブラブになりたかった確信犯ですよね~。

ミレニアムも2から強烈なヒロイン押しが始まって、
1とはまったく違う世界観が展開したまま、ちょっとポカ~ンとさせられます。
最初からそういう話なんだと思ってたら、別物として鑑賞できたんでしょうが…。
私的には、正直つまらなかったです。
頭が悪いので、政治やスパイネタになるとイミフになるんです(ノд`)

作品としてのデキは良いです。
ただ、映画として面白かったかどうかというと、あくまでも私的にはつまらなかった。
1は純粋にサイコサスペンスとして成立していたんですが、
2から突然、本格スパイものになっています。
お国柄の違いだと思うんですが、事件そのものの社会的な受け止め方が、
ちょっと理解不能でした。
原作は知りませんが、私が秘密機関のエライ人なら、あんな遺物のじいさん(ザラチェンコ)、
さっさと暗殺して秘密保持しちゃうけどな(*゚-゚)
当たり前だけど、リスベッドも別に病院に入れるまでもない気がするんだけど。
だって、どっちにしても途中で殺そうとするんだもの。
だったら最初からヤッちゃえばいいのに。
エラいおっちゃんが、「ザラチェンコ殺しちゃった、てへっ」とか言うと、
秘密組織の人たちが、みんなして「えぇっマジで?」てカオするのが不思議でした。

……そんなわけで、★の数で言うなら、1は三個でしたが、2と3は一つかな…。
どっちにしても3長いよ……。二時間半くらいある。
ただ、サイコサスペンスとして期待しないで観るなら、二個はあげてもいいくらいのデキです。
どっちにしても、2と3は1から観ないと人間関係などイミフなのでご注意。

     

「ナイト・アンド・デイ」
これは意外に面白かったです。
安心の出来映え、安心の存在感(笑)
★三つ以上はつけられませんが、マイナスポイントはほとんどない。
アクションものとしても成立してるけど、
実は男女の出逢いから人生を変えるほどの恋への発展を描いている点で、
かなり秀逸なラブロマンスものになってますぜ。
しかし期待して観ると、たぶん落胆します。
新しさとか、意外性はまったくありませんので。
でもそういう意味で、「ソルト」みたいなポカーン系のドッキリはないので、
そこが安心ポインツ(笑)
個人的にはキャメロンの加齢に逆らわないシワやたるみ、
キライじゃないです。
でも男子はきっと引くな~。


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