たまってた映画感想メモより「２５２～生存者あり」 「ホワイトアウト」（織田さんじゃない南極の方） 「レギオン」 「ラストハウス・オン・ザ・レフト～鮮血の美学」 [映画]
「２５２～生存者あり」
「ホワイトアウト」（織田さんじゃない南極の方）
「レギオン」
「ラストハウス・オン・ザ・レフト～鮮血の美学」
感想は（続きを読む）から「２５２～生存者あり」 ３点（１０点満点中）
〝邦画 サバイバル〟
杉本哲太さんて素敵な俳優さんになりましたよね～。
本編の冒頭から人を見捨てる描写が多いです。
大災害の割に、なぜか主人公とその家族が生き残ってたり、
ほんの数人しか生存者がいないんですが、
その生死を分けたポイントについては語られないのが残念。
ちょっと前に研究者の人が、
「地下は絶対に安全！」と豪語していたんですが、この映画観たら涙目になりそ。
香椎由宇ちゃんは嫌いじゃないんですが、へったくそですね～（笑）
演出ではないと思うんですが、なぜか救出で大騒ぎの中で、
一人だけ鮮やかなブルーのストールを巻いて腕組みしてます。
自衛隊の人なら良かったのに、お天気の専門家のやくどころです。
色々と盛り込みすぎて半分くらいからダルいです。
相変わらず、全身ビショビショになるような事態であるのに、
女性のメイクはバッチリです。
女性は美人が多いんですが、子役の子の笑顔が可愛くないのが残念。
大事な時に大事なものを置き忘れるとか、お約束すぎるドジをやらかされるので、イラッともきます。
「ホワイトアウト」 ３点
〝洋画 サスペンスミステリー〟
凄く期待していただけに残念なデキ。
手袋無しでは凍傷になるという描写をしておきながら、
ヒロインだけ顔を半分丸出しにしてるのはいかがなものか。
昨今のハヤリの撮影スタイルとは言え、
視界がガクガクしすぎて何してるかよくわからない。
雪で真っ白、というのがデフォなので、それだけでもアクション中、何してるのかイマイチ不明。
犯人がヒロインを襲ったり、人を殺したりするんですが、
肝心なところで移動手段を奪わなかったり、ずさんなんですよね～。
それに、最初に怪しいと感じる奴が、まんま犯人でガックリ。
サスペンスものとしてはツッコミどころがありすぎです。
南極を舞台にするのではなく、ＳＦにして開拓中の惑星とかにした方が、
設定的には生きてきそうな感じでした。
（なぜかメモに、「髪の毛くらい伸ばしとけ」と書いてあるんですがイミフ）
↑ 読み直して思い出した！
基地に閉じこめられて半年だか一年だかたってるんですが、みんな同じ髪型だったんだ（笑）
「レギオン」６点
〝洋画 サスペンスＳＦホラー〟
好き嫌いの好みが分かれる作品です。
２６分くらいからようやっとエンジンのかかります。
それまではかったるい描写が多い。
「コンスタンティン」系かと思っていたら、
「フロムダスクティルドーン」系でした。
３４分までは微妙だなぁと思っていましたが、
日が落ちてからが本番です。
内容は比較的ありがちな救世主ものです。
「ターミネーター」（１ね）を彷彿とさせられます。
ダイナーのウエイトレスがヒロイン（一応）ですしね。
ダイナーでみんなが籠城するって点は、「トレマーズ」を思い起こさせます。
ミカエル、ガブリエルの造形に関しては、「コンスタンティン」の中性的な天使の方が私は好みですが、
この物語には合っています。
エノク語のタトゥーや、全体的な雰囲気など、監督の意思の統一性を感じます。
ただ「コンスタンティン」もそうだったけど、この手の映画は日本ではウケないんですよね～
「ラストハウス・オン・ザ・レフト～鮮血の美学」３点
〝洋画 バイオレンスホラー〟
４０年近く前のウェス・クレイブンのデビュー作のリメイクだそうです。
元の方を観てみたいと思いましたが、
物語としては、こう言ってはなんですが普通です。
演出がキモなんだろうと思うんですが、私的にはちょっとテレビドラマ風に感じられてイマイチ。
暴力の恐怖を描いている点では、充分にキモくて怖いです。
キモいというのは、グロ描写とかではなく、
いわゆる犯罪心理がね、ウンザリさせられます。
途中で「まだ続くのか」と思って時間を確認したら、その時点で半分しかきてませんでした。
話が四分割されてるんですね。
前半のＡパートで物語への導入、Ｂパートで一方的な暴力。
後半のＡパートで復讐への導入、Ｂパートで家族の復讐劇。
導入が二回あるわけです。
だから途中で「まだ続くの～？」ってなる。
グロ描写とかはほとんどないです。
娘や母親がキレイで清らかなので、暴力にさらされた時にはグロ描写より心が痛みます。
この作品もスティーブン・キングが２００９年間ベスト２に選んだそうですが、
私的には「クライモリ」（１作目）の方が好きです。
ちなみに「クライモリ」で８点くらいあげてもいいかな～。
