『哭声/コクソン』を観ました。 [映画]

     
『哭声/コクソン』
ナ・ホジン監督作品。

長い!
二時間越えです。
それでも肩を落としてしまう邦画より、
長さに説得力のある出来です。
もちろんいらない部分も数多くありましたが、
それらを含めてラストへ向かう説得力が強い作品です。

特筆すべき一つ目は日本人俳優としても有名な、
國村隼さんがメインキャラクターとして配役されている点。
あまりセリフはありませんが、
重要キャラクターとしてはかなり韓国俳優陣に溶け込んでいたと思います。

二つ目の特殊な点は、結論が出ないことです。
ハッキリした解答はないので、
モヤモヤが残ることになります。

ホラーではありませんが、
ある種、ホラー色が強いです。
グロテスクな描写や意味深なシーンなど、
〝よくわからないもの〟が苦手な人にはオススメしません。

これらを踏まえた上で、
あらすじなどを読み、
ネタバレなしで観るのが最上の鑑賞法じゃないかな。
個人的には、良作ではあるけれど、
長い、という点と、全体的に悪意が優る点でマイナス評価です。
同監督でも、
人間味のあった『チェイサー』をオススメしたいですね。


以下、ネタバレありのわたし的な見解。



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