オメガバースによって『トワイライト』で謎だったニオイネタがやっと判った私 [雑談]

とりあえず→わたしの『トワイライト』シリーズの感想

もう四年も前の感想ですし、
そもそもこの映画が原作ありきだから、
原作から含めると、たぶん海外(特に英語圏?)では、
それこそ十年とかいう単位で発達してきたジャンルなのではないかと、
感心したのが ↓ 〝オメガバース〟という特殊ジャンル。
……非常にわかりやすい説明だったので、pixivからありがたく拝借しました。



わたしはたぶんもうBL作家ではないんですが(笑)
混沌とした創作の海に埋没していることだけは確かです。
なので、
「BL作家のくせにオメガバースを今まで知らなかったの?」
とか、根本的な無知については、どうかご容赦ください。

たまたまおそ松さんジャンルをpixivにて徘徊していた時、
この不思議なジャンルを見つけました。
〝オメガバース〟って、知っているのが当然のように使用されているけれど、
なんのことなんだろう???
と、さっそくググッたわたしは、
これがすでに一つの特別なジャンルとして確立していることを知りました。

オメガバースから『ハンニバル』の素敵な二次創作小説にたどり着いたことは置いておいて、
(わたしがpixivで小説を読むのは実は初めてと言ってよいのです)
というか、この小説で もの凄い重要な要素として描かれていたことによって、
〝ニオイ〟というフェチズムが昨今重要視されていることも知りました。

いや、どっちが先か年代まで調べる元気は今ないのですが、
いずれにしても、
わたしが『トワイライト』シリーズ(映画のみ)で意味不明だったいくつかの点が、
このジャンルの小説を読むことで霧が晴れるように明らかに!

生まれながらの性による特別な階級や能力であるとか、
性的な枠組みなど、
特に男性、女性同士が出産可能な世界観であるとか、
同性愛が半ば〝ノーマル〟として認知されつつある世界で、
禁断の、とか、禁じられた、とか、
背徳の、とか、運命の主従関係とか、
ふむふむ、要するにワールド(腐)女子萌えなんですね!?
……乙女ジャンルとか、
更に細密な組み分けは ここでは勘弁してください_/>O

『トワイライト』がオメガバースだってんじゃなくて、
世界的に流行した、ってことで、
思い出して、なるほどなーって思ったんですよ。
だからあの美白の人は、なんの取り柄もないあの娘をガン見してたんですね。
つがいになることで、あの娘からビッチ要素を取り除いたわけだ、ふむ。
いや、納得したからって、
別に感動したり、あの映画の価値が上がることはないですが(笑)

わたしはもう、いわゆる性差による闘争的なものに憤怒したりはないんですが、
(もちろん、許せる、っていうのではなくてね)
このオメガバースネタに激怒る方々がいるのにも、しごく納得。
逆にハマりまくる人がいるのにも、納得。
どっちがいい、悪いもないです。
おそ松が受か攻か、カラ松は一松のものかおそ松のものか、
カラ松はチョロ松とDV同棲するのか、
女の子は昔から本気で言い争ったものです(´д`)
いろいろ論争するのはいいと思います。

先日久しぶりに『将軍の娘』を観たんですが、
エリザベスの苦痛と苦悩に共感すると世界中を呪いそうになりますし。
(後日くわしく感想置きたいですが、上質なサスペンスであり、
男性社会に入り込んだ〝異物〟として、女性が壊される有様が悲劇でもあります)
女性が女性の立場について考えるのは素晴らしいことだと思います。
どんなことでも、他人にとってくだらないことでも、
考えないよりは考えた方が素晴らしいとわたしは思います。

ただ、個人的には、そこで感じる怒りが、、
自分だけのものであっては欲しくないのです。
隣人のために怒れる人は素晴らしい。
もちろん行き過ぎは論外ですが、
男性にも、女性にも、みんな優しい人であって欲しいなぁ。
私自身も、もちろんね。
……だから指原アンチには憤怒したくないのにっ、もうッッ

いろんな意見があってもっともだと思いますが、
基本的には愉しんだ者勝ちではないかなぁ。
少なくともコレに関しては〝ジャンル〟に過ぎないように思います。
出産に関してもね、パラレルの延長かな。
あまり神経質にカリカリくるほど、
作品は社会的な問題を最重要テーマには置いていないかと。
重要なテーマなのにセックスのスパイスにしかしていないこと、
そのものがイライラさせる原因なのかもしれませんが。
難しい問題ですね_/>O
やっぱり今の私には重すぎて、アレコレは言えないな。

まぁ、ちょっとモヤッとした部分はありつつ、
素敵な作品を見てしまうと、やっぱりウットリしてしまうわけで(^^;)
少なくとも私の好きなレクウィル小説に関しては、
自分では思い描けない世界観をカタチにしてもらっているのが嬉しいです。

なんとなーく、ここ数年の世界的な萌えの流行の意味がわかった気がした、
そんな春でした……('_')ノ


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