dTVオリジナル「アイアムアヒーローはじまりの日」を観ました('_') [ドラマ]
『アイアムアヒーローはじまりの日』
全五話。
一話20分程度。
dTVオリジナル作品。
会員じゃないと観られないのかな?
特にネタバレ有り無しが必要とかナイ話です。
一応映画に続くコンセプトなのでしょうが、
とりあえずマンガと別方向に着地しそうなことだけは確か。
ガンツっぽくなりそうな予感がヒシヒシと…。
このドラマに関しては、特に映画の前に観る必要はなさそうです。
というか、マンガも途中で細切れになって、
エピソードがバラけたりするし、
同じような感じですね。
いわゆる都市伝説系の怖い話を、
お金をかけずに何個も視点を作って描いたっていう雰囲気なので、
(それらで生き残った人が集結して力を合わせて頑張ることもない)
これは大学生が作ったスマホのショートフィルムと聞かされても、
特にすごいなぁとは思わない、そんな程度のデキ。
今のケータイとかならそんくらいやれちゃうなぁって。
POVはめまぐるしいだけで、新感覚はないです。
演出にお金をかけたくない、という理由しか見えてこない。
dTVに加入してるひとで、ヒマなら観るのもアリでしょう。
ウォーキングデッドとかみたいなのを期待してはいけません。
原作のゆる~いぬる~い感じなら再現してます。
お芝居にも妙に気持ち悪い〝間〟がありますし。
どっちかというと、絶叫遊園地の戦慄なんちゃら、
みたいなZQNしか出てきませんよ(笑)
以下に、ちょっとよけいなお世話な考察を入れておきます。
「アイアムアヒーロー」の映画の宣伝が始まって、
dTVでも十分くらいの長尺版の紹介が二本あったので、
わたしは観たんですが。
その中でも何度も見せられるのが、
緑のタクシーが高速(?)道路でひっくり返って転がる映像。
あれって、普通に何度も観たなぁ、と感じて、
なぜだろう? って個人的に首を傾げたんですよ。
そうしたら紹介映像の中で、
ああいう、規制の厳しいアクション撮影は
韓国の特殊技術撮影チームが担当した、
って出てきたんですね。
で、その紹介の中で、『トランスフォーマー』などを製作、
って、出たから、「ああ、なるほど」
って思ったんです。
が、
なんかもうちょっと、???ってとこがあって。
昨夜、飽きもせず何度目かの『殺人の告白』を観ていて、
やっぱり出てきたんですよ。
車が横倒しになってクルクルってやつ。
『殺人の告白』2013年公開作品ですが、
韓国ではこのカーアクション技術、演出、すでにお茶の子さいさいで、
いろんな作品で使われていたんですね。
だからわたし、既視感があったわけです(´д`)
まぁ、別にチクチク言うまでもなく、
カーアクションってのは、転がってクルクル、
って、昔から多いわけではありますが(-_-;)
いや、水を差したくないけど、
本編アクションシーンは予告以上のナニかがある、
と信じたい。
使い古された他人の演出手段で邦画のトップクラス、
みたいな宣伝はホントはやめてほしい(-_-;)
『進撃の巨人』映画版のレンタルが始まってますが、
どうしても別料金を払って観る気になれない…。
それなら吐いたゲロを飲むみたいな思いをしても、
無料になってる『ミスト』を観るわ…って気分。
邦画のハードルを下げるのって、難しいですね…。