あるあるバイオ [ゲーム]

     

なんだかへんなタイトルにしてしまいましたが(笑)
「バイオハザード5」からもう三年半もたっているのだとか…。
いよいよ楽しみにしていたナンバリングタイトル、「バイオハザード6」が出ました。
そりゃあもう、ゲームの中で一番好きなのはバイオシリーズ、
と言っちゃうくらいには大好きなゲームなので、ワクワクしながらその時を待ちました。

しかしアレですよね。
Amazonに これ以上望むことって、まずないんですけど、
田舎まで翌日には届けてくれますからね。
でもほんっとーに不思議なのが、
真剣に〝お急ぎ便〟でポチッとした商品は、
急がれないどころか、へたするとなんやかんやで発売日から数日遅れになったりするワナ。
今回も「バイオ6」は慌てすぎ、慌てすぎ、と自分を律しつつ、
三ヶ月前くらいにはポチッとしておりましたけど…。
3日の日には発送終了のメールがきて、4日はもうワクワクドキドキでしたよ。
届いたら一日中やってしまおう、自分を許そう、と思っていました。
でもね、やっぱり届いたのは5日で、しかもメール便だったので、
いつ届いたんだか判らなかったというヾ(´∀`)ノ
_/>O
いつもは
「郵便箱がきつきつになっちゃうから」
という理由でピンポン鳴らす郵便屋さんも、なんでこういう時はただ突っ込んでいくのかしら?

午前中に、
〝ずっと買ってはいるけど、別にいつ続きを読んでもいいし、へたしたら一ヶ月後に届いても構わない〟
くらいのマンガを(具体的に言うと「いい電子」とか)ポチッとしたら、
戸締まりもして夕飯食べて ペケポンかなんか見てるまったり真っ最中に「お届け」されたりすることもあるし。
「……今じゃなくてもいいのに……」
と胸の中で思いながら、「配送所に戻ったら届いてたから」と言ってくれるオジサンに、
「すみません、わざわざ」と頭を下げて印鑑を捺す。
なんてこと、何度あったかなぁ……_/>O

たいていの場合、Amazonさんは楽しみにしてるゲームほど焦らすよね。
見てるの? どこかでS魂を燃やしてるの?

そんな風にしてやって来たバイオ6ですが…。
一日で挫折しちゃいました(TдT)
なんとなく、不安はあったんですが、不安を抱いてた以上に、
操作性が取っつけなかったです。

わたしは1から全部プレイしてて、どの作品も好きです。
3あたりはダルくなった感がありましたが、
コード・ベロニカとか、究極のゴシックムードと孤島感が大好きでした。
一番好きなキャラはレオンなんですが、クレア操作も楽しかった。

で、外伝みたいなのも含めてバイオがゾロゾロ出てたとき、
海外では売上げが落ちたとかで、バイオ4から大幅に操作性が変更され、
ゲームそのものがある種の別物に変化しました。
受けつけなかった人もいたし、わたしのように、慣れて面白いと感じる人もいましたね。
バイオ5は、その4が更に操作性、映像、PS3の性能を生かしてグーンとアップした作品でした。
恐怖を感じさせることは激減しましたが、
その分、キャラが分身のように動いてくれる爽快感は他に類を見ないほどでしたよ。
弓矢がサクッと、音を立てて敵に命中するのとか、
敵が崩れたところに 上手いこと格闘技が入ったりするところ、大好きだったな~。

わたしとしては、6には この4と5の正当な進化版を期待していたんです。
ホラーの原点回帰とか、正直どうでも良かった_/>O

プレイ開始から5分もしないで、カメラがグルングルンすることに違和感を覚えました。

ゲームには後方固定視点と自分視点とありますが、
わたしは自分視点のゲームが苦手で、どんなに面白いと言われていてもプレイできません。
これは好き嫌いの問題ではなくて、三半規管が弱くて画面酔いするからです。
昔の遊園地とかにある、乗り物が少し動くだけで、あとは周囲の投影映像が動くアトラクション、
あれだけで吐くほど酔っちゃうんです。

Amazonのレビューに死ぬ程書かれていたQTEも、確かに多いし空気を読んでくれない。
QTEというのは、物語が進んでいる最中に、「このボタンを押せ!」という指示が出ることで、
当然のことながら、ムービーを観ようとすればボタンは押し間違えるし、
ボタンに集中すればムービーで何をしているのかは判らなくなります。
「今、ここのシーンはレオンの見せ場なんだからちゃんと観させてよ!」
と、どんなに望んでも、カットはできないのでひたすらボタンを押すだけです。

んー、でもまー、QTEに関しては、メーカーがそうしたいならやむを得ない、
としか言いようがないんですが…。
そこから体調が崩れたんで、いったん休憩を入れ、
(と、言っても、プレイ時間は20分かそこら(笑))
風呂に入って自分に言い聞かせるわけですよ。
「6000円もしたんだし、操作性は慣れるはずだ、レオンの物語を観たいし、もう少し頑張ろう」
とね。
「気持ち悪くなったら休憩して、進めよう」
と、夕飯後に続きをプレイ。

そこから一時間くらいは頑張ってみたんですかねぇ…。
カメラのオプションをいじりまくっても、どうにもならないほど視点が揺れます。
カメラスピードを遅く、エイムスピード(照準)を速く、カメラは上下左右共に反転、
という設定にしていましたが、そんなの関係なく、普通に移動している時のカメラワークがメチャクチャです。

通常、視点カメラは 自分視点の場合は自キャラは見えません。
視界(画面)の端に自キャラの手が見えるくらいです。
たとえばナイフを装備して構えていたら、そのナイフが見えるくらいな感じで、
あとは自キャラの目が向いている方向に画像も向きます。
これが後方固定視点になると、自キャラが見えます。
通常日本製のゲームはこの方式です。
たとえばRPGなんかで、オシャレ装備とかすれば、自分が着せ替えたキャラがちゃんと見えるわけです。
キャラを右に行かせたら右に、左に行かせたら左に、カメラもキャラの向いている方向に向きます。
どちらの視点だとしても、
〝キャラの向いている方向にカメラが向く〟
という基本的な所動だけは変わらないわけです。

ところがバイオ6は 後方視点でありながら、
ほとんど自分視点に近い程、カメラが自キャラのそばにあるんです。
画面の大半に 自分の操作キャラが映っているので 邪魔でしょうがない。
後方視点なら カメラはもっと自キャラから離れるべきだし、
自分視点なら キャラの視界はもっと広くするべきです。
バイオ6はそのどちらでもない。

更に私がもっとも酔った原因は、
〝キャラの向いている方向にカメラを向かせる〟という行動を、
わざわざボタン操作しなくてはならない点でした。
これがどういうことかと言うとですね、
キャラが螺旋階段を降りていくとき、普通カメラはキャラの後方から、
キャラが降りていく方向(ほかにも操作方法はありますが、ここではとりあえず)に、
視点は自然に一緒に移動するわけです。
右に向いていたら右に、普通の生身の人間と一緒です。
ところがバイオ6では、キャラと同じ方向にカメラを向けたかったら、ボタンを押さない限り
〝いま向いていた方向〟に固定されたままです。
螺旋階段を降りる為に 正面→右→正面→右、と移動する場合、
カメラは正面に向いたままです。
壁の方向を向いて降り始めたら、壁から目が離れません。
でもキャラは右手の階段を降りていくので、キャラが右を向くと、壁の方向から右手を見ます。
キャラが向いている方向に ではなくて、向きは固定されたまま、グルッと回転するんです。
つまり、キャラが右回りに一周すると視点が戻るわけです。
視界はキャラ主観ではなく、固定カメラに振り回されることになります。

それで仕方なく、キャラの視点をボタン操作で変えるのですが、
この時のカメラ、つまり視点の移動が異常な速さでグリンッと巡るのです。
バイオハザードはアクションゲームなので、敵と戦ったり、落ちているアイテムを拾ったりと、
目まぐるしく動作するゲームです。
当然、キャラはめまぐるしく動くんですが、視点の移動を行っていると、
方向音痴のわたしなどはどっちから来たのかさえ判らなくなります。
登ってたのか、降りてたのか、降りたいのに、いつの間にか登ってたり(笑)

気がついたら気分が悪くなっていて、やめることばかり考えていました。
大好きなゲームなのに、面白いとかつまらない以前に、
とにかく気持ち悪いんです、酔うんです、どうしようもなく_/>O

一時間くらいは進めましたかねぇ…。
気持ちは続けたいんですが、体がムリだと言ってます。
三半規管殺しとしか言いようがない。

思えばバイオの一作目は、あまりに怖いのと、操作が難しいのとで放り出し、
洋館の最初の食堂から出入りできないまま投げていました。
食堂から出て最初のゾンビに殺される、という悪夢をくり返した末、
食堂から出たくなくなっちゃったんです(笑)
金さんちに泊まりに行ったとき、「面白いよ」と言われ、
そばに人がいてくれる安心感から進められたのが ハマるキッカケでした。
バイオは自キャラを分身として動かせるようになるまでは 違和感を覚えますが、
慣れてしまうとまさに爽快!
そこが良かったんですがねぇ。

とりあえずあのカメラがどうにかなってくれない限り、
わたしがバイオ6をできる日は遠そうです。
人生の楽しみが減っちゃったよ、あーあ (TдT)


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